FLOW
計画
- サイトの有望性を検討
- 費用負担の大きい風況観測ポールを設置する前にサイトの有望性を数値解析により把握。
- 風況精査を立案
- CFD結果に基づいてサイト内において、風速と乱れの空間的分布をまず把握。開発規則・輸送制限を考慮して、初期に完成度の高い風車レイアウトを作成。代表性が高いマスト地点を選定して、開発スケジュールに合わせ最適な精査計画を提案。
- 風況データ解析
- 独自開発したプログラム(解析コード)で高速かつ高精度なデータクリーニング・集計・解析を行うことでウインドリスクを的確に検出(察知)・定量。
- 風車機種選定
- 風況データ、地形およびCFDによる解析結果に基づいて、その風況を勘案した風車機種の選定、運転方案の策定についての助言を行う。
- レイアウト最適化
- 詳細な風況解析結果を踏まえて風車を最適な位置に配置。レイアウト及びウインドリスク情報を風車メーカーに提出、協議・調整を行う。確実で安定運転するため、乱流リスク低減対策を徹底的にメーカーと検討。
- 長期発電量予測
- 高精度を求めるために、高精度な地形・粗度データを構築、非線形・非定常CFD LESシミュレーションを実行。風車ごとの風況及び風車の特性を考慮して発電量を精密に計算。
- 設計風速を計算
- 大臣認定及び工事計画届出への対応について、複雑地形上における風車ごとの50年再現期間の設計風速を正確に算出するため、CFD LESを用いた数値シミュレーションを行う、風車の耐風速を超えないことを確認。
- 保守体制を提案
- 風車の特徴と実績から見て費用効果があるメンテナンス体制を提案。
- 風車の検査
- 工場出荷前の検査、出荷時の検査、現場搬入時の検査により、風車構成機器の状態を記録し、必要があれば修正手直し等の助言を行う。
建築
- 完成検査
- 試運転終了後の引渡前、または保証期間開始前の風車の状態を検査し記録を残す。必要があれば修正手直し等の助言を行う。
運転
- 乱流確認
- 実際の運行状況、運転データに基づいて乱流リスクの有無か早期発見。リスクがある場合、風車メーカーと相談して必要な対策を講じる。
- 性能確認
- 風況を考慮して各風車性能曲線(パワーカーブ)を作成、保証パワーカーブと比較、性能確認を行う。
- 保証期間満了時検査
- 保証期間満了前に風車全体の検査をそれまでの運転履歴、故障履歴、保守履歴を踏まえて実施する。記録に残すと共に、必要があればパンチリスト作成についての助言を行う。
- 定期検査
- 風車の健全性を維持し事業の継続性を確保するために定期的な検査についての評価検査は必要。
- 風車トラブル調査
- 解決困難なトラブルに見舞われている場合、その解決に向けての助言、可能であればその場で解決。
上記タスクはサービスとして提供いたします